



生ハムは本場スペインで日本でいう鰹節のように
とても身近な食材です。
そのままでも味わい深く、調味料としても優秀。
「作る」という言葉では表せない、発酵、熟成という時間の経過で仕上がっています。
日本で初めて生ハム造りを成功させた料理家・辰巳芳子氏。
高温多湿での日本では無理と言われていた生ハム作りを
鎌倉で15年もの歳月をかけ添加物を一切使わず、
上質な日本生まれの生ハムを完成させた先駆者です。
当施設総料理長の片倉は、2010年より
辰巳芳子氏に師事しており、生ハム造りを継承された弟子の一人。
ここ山形県庄内地方にて本格製造を開始しました。
厳選された庄内SPF豚肉を丁寧に仕込み
じっくりと乳酸菌発酵。基準に基づき厳しく
品質管理されて育った肉質は、保水性が高く
ジューシーで、きめ細やかくやわらかな触感が特長。
豚肉特有の臭みもありません。
また、味を最大限に引き出すための塩は、
天然のミネラルをたっぷり含んだこだわりの塩を使用。
山形の自然が生んだ豚肉と塩を使ったハモン、
自家製生ハム「ハモン マツガオカ」です。